おんせんケアでは、ファイルメーカーというデータベースソフトウェアを使って社内システムを自社で開発し、運用しています。
ファイルメーカーで開発している人と普段関わることがなく独学（自己流）で開発しているのですが、開発者で集まる会が熊本で開催され、参加しました。
お題があって、それをグループで開発していくというような内容で、他の方の開発手順や技術的に有益な情報も共有でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
お題は軽減税率に対応した販売管理システムを作ろう！というもので、データが増えても速度が遅くならないようなシステムにするにはどうしたらいいか？を皆で相談しました。
誰でも簡単にカスタムAPPが作れる、というのがファイルメーカーの良いところではありますが、中身がきれいでスマートなシステムにするにはコツがあります。
業務で使うものなので、ファイルの破損で様々な記録が飛んでしまった、ということは避けなければなりません。そのためには中身が整然としている必要があるのです。
例えば、毎回計算する必要のない情報はその更新されるタイミングで計算されるように設定しておく、といったことです。
計算量を減らして負荷を軽減させていくためにはファイルメーカーがどのタイミングでどういった処理をしているかどうかといったことをある程度把握している必要がありますので、そういったことを詳しい方に教えてもらいました。
私は売上伝票でマスタに存在しない顧客IDを入力しないように、マスタを表示させてそこから選択できるようにインターフェイスをデザインし、その点を褒めていただきました（笑）
おんせんケアのシステムも、使う人が何気なく使えるように、ということを心がけています。
こうした販売管理システムはファイルメーカーですぐに作れます。弊社のような小さな会社にとっては、小回りがきいて、工夫しだいでどんどん機能が拡張できるファイルメーカーはとても相性がいいのではと思います。
次回は鹿児島で開催されるということなので、また都合が合えば参加したいと思います。
